一粒の種子をまけば、実って万倍もの収穫を得ることができることから、
わずかなものから多くの利益があがるたとえとされます。
また、わずかなものでも粗末にしてはいけないという戒め。
一つの善行が多くのよい結果をもたらすたとえでもあります。
開業・仕事始め・種まき・結婚・祝いごと・お金の支出や出資など
銀行口座の開設・宝くじの購入などに最高の日と言われています。
でも、一粒万倍の出典は『報恩経』の
「世間求利、莫先耕田者、種一万倍(世間利を求むるは、田を耕す者より先なりはなし、一を種えて万倍す)」で、
元々は、一つの善行が多くのよい結果をもたらすたとえとして用いられた仏教の言葉です。
今の一粒万倍日は、人間の「欲」を満たすための日になっているようです。
原点に帰って、何か良いことをしましょうね。